こんにちは。
ビジネストランスフォーメーション事業本部 品質・技術統括部 技術推進部の佐藤です。
8月23日(金)に開催された「POStudyナイト#05 ~プロダクト責任者への道 2019~ プロダクト戦略とチームの関係について、プロダクト責任者視点で考えよう」の当日レポートです。
POStudyナイトは、国内のスクラム/アジャイルに関するコミュニティPOStudy:プロダクトオーナーシップ研究会の協力を得てSHIFTの有志メンバーが運営に携わる勉強会です。 講師に関 満徳氏をお迎えし、2019年4月から1年間を通じて全12回の開催を予定しています。
講師 関 満徳 氏
グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社
プロダクトオーナー支援スペシャリスト
ITサービス開発のコンサルティング、開発、運用を一貫して手掛けながら、「顧客価値の創造」と「持続可能な仕組み創り」をテーマとしたアジャイル・プロダクトマネジメントのワークショップデザインを数多く実施。全国各地でファシリテーターとしても活躍。
これまでの開催回の参加レポートも公開していますので、ぜひご覧ください。
・第1回の記事
・第2回の記事
・第3回の記事
・第4回の記事
第5回のテーマが
「プロダクト責任者への道 2019~ プロダクト戦略とチームの関係について」です。
当日の動画がYouTubeに上がっているので、こちらもぜひご覧ください。
【ワークショップ】モヤモヤを書き出す
POStudyナイトでは、個人で考える時間、チームでのディスカッションを繰り返します。
夜の遅い時間にもかかわらず、多くの方に参加していただいています。
個人の時間ではテーマに沿って、A3用紙に自分の感じていること、思っていることを書き出します。
そしてチームでのディスカッションでは、テーブルのメンバーと一緒に自分の考えた内容を共有して、お互いの考えを共有します。
【座学】プロダクトをマネジメントする
ある企業の取り組みを例に、プロダクト戦略において企業が抱えるミッションに対するアクションやOKR、どうやってプロダクトがミッションを支えるのかを座学で説明していただきました。
座学の中で個人的に気になったのは、戦略マップの説明でした。
プロダクトやサービスを疎結合とすることで、並行で開発を進めることができます。
そうすることでミッションの早期実現を目指すことができます。
戦略マップは、「視点」と「時間」の2軸で決定していきます。
視点は「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」です。
時間は「短期」「中期」「長期」です。
2軸を決定することで、いつ何をするかが明確にマッピングでき、進め方に自信を持って業務を進めることができます。
いままで戦略がミッションと連携していないように感じこともありましたが、この考え方はミッションとプロダクトとビジョンが紐づくことで組織のやることが明確になり、目標が立てやすくなると思いました。
【ワークショップ】プロダクトと戦略とチームの関係
チームは、テーブルに座ったその瞬間のメンバーで構成されます。
当然知った人もいれば、知らない人もいます。
そんな時にあると便利なのは「お酒」です。
ちょっとした「つまみ」を合わせれば、話がスムーズになります。
ソフトドリンクもあります。
テーブルを回っているとフッと議論が止まったりします。
チームメンバーの一言に、全員がハッと気がつき自分のドキュメントをじっくり確認したり、天を仰ぎ見たりと反応はさまざまですが、すぐに議論が再開されます。
これは複数のチームを見ている運営側の楽しみの一つでもあります。
周りの話を聞くと、「ミッションを知らない」「もっとチームが知っていくべき」という声が聞こえてきました。
ミッションは降りてくるものから自分事になったようです。
会社も所属も役割も年齢も違う人たちが集まる議論では、お互いの持っている前提が違うため相手に伝えることは難しい。それを知っている人の無駄のない、丁寧な話し方は聞いていて、とても参考になります。
参加者が書いたドキュメントは毎回スキャンして公開しています。
1. みんなが抱えるモヤモヤ
2. プロダクト戦略
3. ふりかえりと明日から実践したいこと
【アンケート】軽食について
POStudyナイトでは軽食を提供しています。
実は毎回軽食選びも悩んでしまうので、今回はアンケートとりました。
簡単なアンケートですが色々と知ることができて次回以降の運営に活かせそうです。
今後食べたい、オススメの軽食
アンケート結果は、「サンドウィッチ」が人気です。次回以降の参考にします。
継続のイベントですが、途中から参加しても大丈夫です!参加者の2〜3割は初参加です。