女性社員の産休・育休取得率、復職率が共に100%の実績があるSHIFT。
仕事と家庭の両立、自分に合った働き方でキャリアを重ねる社員の想いや経験に迫ります!
グループの新卒研修を担当。仕事と家庭の両立と、達成感から克服した苦手意識
森:昨年から復職してお仕事をされていますが、いまはどんな業務に携わっていますか?
加山:復職後は案件に入っておらず、SAPグループのなかの教育チームの一員として、グループの運営サポートや新卒と中途で入社された方の研修を行っています。
森:お客様との案件には入っていないのですね?
加山:はい、グループ内に何名かワーキングママがいて、その方たちはお客様との案件に入ってお仕事をしています。ただ、私の場合は少し特殊で、休暇に入る前から、復帰後は社内教育を担当することを提案いただいていたんです。
私は、家庭に軸をおいて働きたいと思っていたので、このポジションであればまずはバランスをとりながら復職しやすいのではと感じ、提案いただけてよかったと思っています。
森:現在はどういった勤務形態で働いておりますか?
加山:いまは9:00~17:00の時短勤務で働いています。復職したてのころは、9:00~16:00の6時間勤務にしていました。ほぼフルテレワークなので、昼休みに夜ごはんの準備をしたり、家の掃除をしたり、家事を進めながら働くことができているので、大変助かっています。
森:仕事と家庭の両立ができているのですね。現在の業務のなかで達成感を感じたことはありますか?
加山:1ヶ月間のSAPグループ独自の新卒研修をやりきったことです。準備期間は2ヶ月間と短い期間だったのですが、ほとんどカリキュラムがない状態から、上司と共に構成を考えるところからはじまり、コンテンツ作成も行いました。時短勤務のため、さらに短い期間内でつくり上げるということが、大変な作業でしたが、無事に終えたときの達成感がすごく大きかったのを覚えています。
森:短い期間で構成からコンテンツ作成を行っていて大変だったことは何でしたか?
加山:研修で教える範囲がとても広かったので、自分自身の知識習得と準備を並行して進めることが一番大変だったと思っています。元々、人にお願いするのが苦手な性格のため、タスクを抱え込んでしまうことがあったのですが、上司から「チームでやっているんだからチームのタスクだよ」といっていただけたことが印象深かったです。
森:それを機に誰かにお願いしたりタスクを割り振ったりする苦手意識は少し減りましたか?
加山:減ったと思います。チームでの関係性が築けたということもあるのですが、はやめの段階での相談も以前よりできるようになりましたね。
森:研修やりきったとともに、ご自身のスキル面の向上も実感されたのですね。
不安いっぱいの復職後に感じた、仕事の取り組みの変化と支えになったこと
森:復職されてから1年ほど経過しましたが、働き方の面で産休・育休を取得する前と現在とで働きかたに変化を感じたことはありますか?
加山:家族を一番にするというプライオリティが明確に定まって、仕事とプライベートのメリハリがつけられたことが大きな変化だと思います。以前は仕事とプライベートの切り替えがあまりうまくできていなかったんのですが、いまでは仕事が終わったらPCをすぐに閉じて、家のことに集中するという切り替えができるようになりました。
森:切り替えができるようになったことで、業務で変化を感じたことはありますか?
加山:短時間でも集中して業務を行うことができるようになって、そのおかげか前よりも仕事が楽しく感じるようになりました!仕事とプライベートはどちらもリフレッシュの場になっているような感覚です。
森:お子さんが生まれたということが切り替えられることに繋がったのでしょうか?
加山:以前は夫と2人だったので、特に業務後の時間の使い方を気にしていなかったのですが、子どもの生活リズムが中心になり、家庭でも「この時間までにこれをやる」と子どもが寝る時間に向けて次々と動かなければいけないので、それに向けて切り替えがスパっとできるようになりました。
森:プライベートの忙しさがよい意味で仕事に影響したのですね。いざ復職して業務がはじまるとなった際に何か不安に感じていたことはありますか?
加山:まず子どもを保育園に預けることが不安で、かつ子どもに何かあったら仕事を休まなければいけないというのも不安でした。子どもの環境の変化に付帯して、仕事に影響があるのだろうなと考えていました。
森:何が起こるかと予測できないから不安でしたよね。ライベートも含めると復職後は育児との両立が大変だったと思いますが、支えになっていたことはありますか?
加山:“SHIFTパパママコミュニティ”というコミュニティですね。これは、SHIFTのパパ・ママの人や、これからパパ・ママになる人も入れるコミュニティなのですが、日常の困ったことや体験談など、いろいろ相談できる場になっています。
森:面白いですね!ちなみにどういった内容が、そのコミュニティ内で話題にあがるのですか?
加山:最近子どもが反抗期になってきたという話だったり、来月パパになるのでおすすめのグッズ教えてくださいだったり。些細なことでも相談したり、自分の経験を共有できたりするので、学びにもなっています。いざというときに相談できる場所があるのは心強いですね。
森:不安も解消されますし、パパ・ママ社員の交流に繋がっているのも素敵です!
家庭も大事だけど自分のキャリアアップも叶えたい。これからの目標
森:加山さんのこれからの目標として挑戦したいことはなんですか?
加山:いまは子どもとの時間を大切にしていますが、将来的には自分のキャリアアップを叶えたいという願望があります。タイミングがきたら案件に入って、キャリアアップをしていきたいです。
森:そちらに向けて取り組みたいと思っていることはありますか?
加山:SAPに関する専門知識をつけていきたいと思っています。社内検定のトップガンのSAP分野にチャレンジしていきたいです。また、SAP認定コンサルタントの資格にもチャレンジしていきたいと思っています。
森:その他に働き方の面で挑戦したいことはありますか?
加山:キャリアアップを叶えるために、家庭と仕事のバランスを変えたいと考えています。いまは、自分と家族が気持ちよく過ごせるようなバランスを意識していますが、働き方を徐々に見直して仕事をしていきたいですね。
半年ごとに上長と相談して、子どもの成長に合わせた働き方にアジャストしています。実際、復職直後は勤務時間を16時まで、その後17時までと段階を経て調整をさせてもらいました。
森:いまは加山さんが理想とする働き方を叶えられているのですね。
加山:そうですね。はじめは働き方の理想を伝えるのは少しためらいがあったのですが、上司から「どういう働き方をしたいですか?」とうまく引き出していただけました。寄り添ってくれていると感じ、すごくありがたいです。
森:上司から聞いてくれるのは心強いですね。そんな上司の方から、自分が期待されていると感じていることは、どんなことだと思いますか?
加山:現在は、広い範囲をカバーする業務基幹システムであるSAPの教育を担当しているので、1つの領域に特化して深く学習するというよりは、広い領域知識の習得が必要だと感じています。
森:最後に、これから入社される方へ向けてアドバイスやメッセージをいただきたいです!
加山:いまの私の働き方は、家庭に軸を置いて仕事は少しセーブをしていますが、こういった働き方であっても、SHIFTにはたくさん教育の機会が用意されています。希望する成長スピードは人それぞれあると思いますが、それぞれに合わせた学習や取り組みができる環境が整っているので、少しでも自分が変化したいという気持ちがある方にはとてもよい環境だと思います!
森:SHIFTで自分の描くキャリアを叶えていってほしいですね!加山さんありがとうございました!