リース会社の事務職からITエンジニアへ!未経験から入社し成長できた理由とは?

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IT未経験者(第2新卒)をぞくぞく採用するSHIFT。
まったくの異業種からエンジニアへと転身した彼らは、実際どのような成長を遂げているのか?
いまの活躍の背景にある、想いや経験に迫ります!

白坂
白坂

株式会社SHIFT サービス&テクノロジー本部 品質サービス統括部 金融サービス部 金融サービス1グループ所属。
前職は建設機器関連のリース業を営む会社の事務職として、営業事務や一般事務(保険業務など)の業務を行う。2021年1月にSHIFTに入社、現在は金融系のお客様に対してPMOとして活躍中。中学高校と吹奏楽部テナーサックスを6年間担当、大学時代はアメリカンフットボール部のマネージャーとして選手のサポートを行うなど好奇心旺盛なタイプ。

平澤
平澤(聞き手)

株式会社SHIFT 人事本部 人材戦略統括部 採用開発室所属。
前職も人事として新卒採用に従事し、年間採用500名規模でのリクルーター業務、採用設計、戦略戦術の立案から実行まで広く携わる。2021年6月にSHIFTに入社後、ネットサービス部のHRBPとして中途採用を経験、22年3月より採用開発室に異動し、全社横断での採用活動に日々奮闘中。

リース会社の事務職から未経験でITエンジニアへ。
迷っている自分に、最後の一押しをくれたのは・・・

平澤:新卒で入社したリース会社の事務職から、未経験でITエンジニアへ。かなり思い切った選択ですが、最初に転職を考えはじめたきっかけは何でしたか?

白坂:はい、少し新卒の時の話にまで遡るのですが、良いですか(笑)?

平澤:もちろん、大丈夫です!

白坂:新卒で入社した会社は、地元である埼玉県を中心に事業所を展開したんです。当時は故郷に腰を据えて、ゆっくり働きたいと思っていましたね。

平澤:そうだったんですか、少し意外です!どういった気持ちの変化があったのでしょうか?

白坂:社会人になりたての頃、GWやお盆に大学時代の友達と集まる機会とか、ありませんでした?

平澤:ありますね!

白坂:自然と近況報告の場になると思うのですが、そのなかで、友達を少し羨ましく思ったんですよね(笑)。

平澤:どんな話を聞いたのでしょう?

白坂:大学卒業後、東京に出て仕事している友達がほとんどだったんです。みんなが東京のハイレベルな仕事にチャレンジする姿に、「いいなあ…」と思ってしまったんです。

平澤:隣の芝生が青くみえたんですね。そこからすぐに転職活動といった感じでしょうか?

白坂:いえ、そんなことは全然なくて。当時は入社してまだ3ヵ月ほどで、目の前の業務も一人前ではなかったですし、まずは出来ることを増やそう、という気持ちが強かったです。でも、友達の話を聞いて、「いつかは転職した方がいいのかも?」と思いはじめました。

平澤:続きが気になりますね!

白坂:前職は事務職で、当時所属していた部署では営業事務としてのルーティン作業がたくさんあったんです。社歴が長くなるにつれ、だんだんと定型作業に慣れてしまい、少し時間をもて余してしまうように。ちょうどそのころ、タイミングよく部署異動がありました。

平澤:環境が変化したんですね!

白坂:異動先の部署では、リース商材の事故後の対応を通して、保険会社とのやりとりが増え、保険の管理業務がメインの仕事になりました。とはいえルーティンに近い業務が多いことは変わらず、あまり自分に合っていないような気持ちはずっと抱えていましたね。

平澤:ついに動き出しましたか・・・?

白坂:すみません、実はその時もまだでして(笑)、当時、建設業界は(2019年頃)東京五輪に向けて盛り上がっていたんです。

平澤:たしかに、建設ラッシュが起きて、業界全体としての需要が大きかったのは想像できます!

白坂:とはいえ、「東京五輪が終わったらどうなるんだろう?」と未来が心配になっていた時に、コロナ禍となり五輪も延期に。「これは動かなければ!」と思いました。

平澤:凄くイメージが湧きます!次の会社は、どのようところに入りたいと想像していましたか?

白坂:楽しそうに働く友達と同じように、東京で働こう!という思いは強かったですね。また、前職では業務のなかでExcelやパワーポイントなどで資料作成をよく行っていたのですが、その工程をもっと効率化出来たらいいなと。あとは、漠然とですが目標設定が明確にあって、それに向かって頑張れる会社を目指したいと考えていました。

平澤:そう考えていくと、IT業界は選択肢に入ってきそうな気がします!

白坂:そうですね!IT業界はすぐに選択肢にあがりました。なんとなく、友達に自慢できる企業も多そうな気がして(笑)。

平澤:転職を考えたときは、いろいろな思いが錯綜しますもんね。とはいえ、初めての転職。不安はなかったですか?

白坂:すごく不安でした。でも、「このままではいけない」という危機感に近い気持ちが後押しになりましたね。…実は、SHIFTに入社するかどうかを決めるときが一番不安でした。

平澤:えっ!!めちゃくちゃ気になります!

白坂:選考を通して、SHIFTに入社したい気持ちは高まっていきました。CAT検定は手応えがあったし、面接でお話した方も凄く雰囲気が良かったですし、プライム上場で、成長もしていて、自慢できるところがたくさんあるなと。でも、そんな環境で本当に自分がやっていけるのか?という不安がなかなかぬぐえず、決めきれずにいました。

平澤:未経験でIT業界に飛び込むのは勇気がいりますよね。どのように決心したのでしょうか?

白坂:未経験で入社された1年目の先輩女性社員の方とお話する時間をいただきました。未経験がとにかく不安だったので、その方に質問攻めでした(笑)。サポート体制、入社時の業務内容、研修制度など、初歩的なところから、具体的な部分まで気になるところをすべて聞けたおかげでイメージが膨らみ、SHIFTで頑張る覚悟が決まったんです。

平澤:納得したうえで入社できて何よりです!その女性社員の方は、まさにロールモデルですね。

白坂:はい、本当に感謝しています!その方のような姿を目指して、日々頑張りたいと思っています!

成長は突然に!?
環境変化を乗り越えた先に見えたものは・・・

平澤:入社後のギャップはありましたか?

白坂:入社前にたくさん確認させてもらったので、悪いギャップは無かったです。良いギャップとしては、残業が想像よりずっと少なかったことですね。IT業界は残業が多いイメージでしたが、SHIFTでは定時で帰る日も多く、メリハリのある会社だなと思いました。

平澤:ちなみに前職はどれくらい残業してたのでしょうか?

白坂:前職は、ひと月あたり平均20-25時間くらいですかね。それよりもっと残業する覚悟はしてたんですが、全然そんなことはなかったです(笑)。

平澤:リモート勤務もされてますし、環境の部分も前職から改善されていて非常に安心しました。では、ここまでSHIFTで働いてみて、1番ハードだったことはなんでしたか?

白坂:入社後して1年後くらいのタイミングで、管理者としてプロジェクトに参画したことです。新規プロジェクトのため、システムを理解するところから始まり、設計書などのドキュメントの情報インプット、3名のメンバーの進捗管理、お客様に対しての進捗報告、障害対応の解決など、とにかく自分の守備範囲が広すぎててんやわんやでした。

平澤:役割とともに、環境が大きく変わったんですね!どのように乗り越えましたか?

白坂:コミュニケーションの設計を見直すことで乗り越えました。大きく分けると、自分のコミュニケーション対象はお客様、上司、メンバー3名。いままでのプロジェクトは上司に報告するだけで良かったのが、変わったのだとまずは現状を認識するところから始まりました。そして、お客様に対してのコミュニケーションは徹底的に上司の行動や振る舞いを真似る、上司に対しては、その先のお客様を想像して報告する、そしてメンバーに対してはどのように報告して欲しい、その理由は…と、それが出来るための仕組みを考えていきました。

平澤:なんか急に成長しすぎてませんか?(笑)

白坂:この経験で大きく成長できたことは確かですね(笑)。コミュニケーションの出口(お客様)が見えたことによって、逆算して情報伝達をいかに効率的に的確に設計するかを考えることができました。最初からうまくいったわけではないのですが、「こうしたらいいかも!?」「もっとこうしたい」という思いをアウトプットできる環境があって、前職では得られなかったやりがいも感じていました。

平澤:たしかに、いきいきとお話されていますもんね!

白坂:とはいえ、先輩方にたくさん助けていただいて乗り切れたところが多いので、これからは単独で管理できるように成長しなければいけないと思っています。

平澤:応援しています!ちなみに、働いてみて感じる「自分の変化」はありますか?

白坂:尊敬する方々がたくさんいて、学びの機会が圧倒的に多いです。そんな環境なので、「もっと仕事が出来るようになりたい」「みんなから信頼される人になりたい」と心から思えるようになったのは、大きな変化ですね。

平澤:いいですね!きっといまは、友達に胸を張って、自分のお仕事を話せるんでしょうね!

白坂:少しずつですが、自信をつけられているので自分のペースで引き続き頑張ります!

目標に追いつけ追い越せ!
これからも、ありたい姿を実現するために・・・

平澤:白坂さんにとっての、SHIFTの魅力を教えてください!

白坂:そうですね、目標とする方々がたくさんいるところです!とにかく周りの方が優しくて、どんなに忙しくても私の質問に答えてくれて、分からない部分もすぐに教わり、解決できます。ロールモデルの方も含めて、IT未経験でも活躍されている先輩が多く、日々、その方々から活力を貰えるところも魅力です。

平澤:人に恵まれていますね!他にはありますでしょうか?

白坂:明確な評価制度ですかね。SHIFTは目標設定が明確で、自分がどこに向かって、何を頑張ればいいのか迷うことがないんです。もちろん、目標を達成すれば、しっかり報酬として応えてくれる。これが、他社にはない魅力だと思っています。

平澤:では、次の1年自分が期待されていることであったり、成し遂げたいことはありますか?

白坂:現在は、金融機関のWebシステムのプロジェクトにPMOとして参画しています。これまでの経験はテスト設計や実行などが主だったので、PMOとしての役割はチャレンジ。管理する側のプロジェクトマネージメントのスキルがより求められていると感じると同時に、このプロジェクトを通して、そのスキルを身につけて活躍していきたいですね。

平澤:プロジェクトマネージメントのスキルを身につけたいという意志はどこから湧いてきたのでしょうか?

白坂:目標とする方の多くがこのスキルを身につけられているので、自分もそうなりたい!と思ったからですね。

平澤:詳しく聞きたいです!

白坂:以前、参画しているプロジェクトで、計画書に修正が必要になったことがあったんです。先輩方は作業の工数などを洗い出して、即座にその場で修正されていたり、プロジェクト管理の基礎を理解した上で、経験を踏まえた自分の解釈でディスカッションしていて…そんな姿がかっこよくて、「自分もそうなりたい」と思いました!

平澤:なるほど!きっとお客様から頼りにされていて、「いまの状態についてSHIFTさんはどう思いますか?」ってお客様から意見を求められることが多いってことですよね?

白坂:そうです!いま参画しているプロジェクトでは、お客様から意見や見解を求められることが以前より増えました。そういったタイミングで、自分から出てくるアウトプットのレベルを引き上げていきたいと思います。

平澤:その積み重ねが、きっと提案に繋がるんですよね!では最後に、転職に悩んでいるときの自分にいま一つアドバイスが出来るとしたら何を伝えますか?

白坂:転職前は未経験なこともあり、不安でいっぱいでしたが、「転職しても、良いことしかないから安心してね」と伝えてあげたいです。

平澤:転職前に不安を抱えている方も多いと思いますが、白坂さんの過去から現在を覗いていただくことで、安心できるのではないでしょうか?みなさまのチャレンジをお待ちしております!

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