株式会社SHIFT×株式会社ホープス  ~強力なタッグを組んで臨んだ障がい者雇用~

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株式会社SHIFTの障がい者雇用のノウハウを、グループ会社である株式会社ホープスに提供して、ホープスの障がい者雇用のサポートをするという試みがなされました。
結果として、プロジェクトのキックオフから2ヶ月弱という短期間で障がい者の方に内定承諾をいただくに至りましたが、ここまでの道のりとはどのようなものだったのか?また、いまだから言える本音や、今後採用していきたい人物像、見据える展望など、SHIFTグループの障がい者雇用の核心に迫った座談会の模様をお届けします!

座談会参加メンバー4名の紹介

株式会社SHIFT 大泉
株式会社SHIFT 大泉

株式会社SHIFT 人事本部 人事総務統括部 総務部 ビジネスサポート1グループ所属。
求人広告・人材サービス企業でのマーケティング業務や企業の採用サポート業務に携わったのち、前職では教育・福祉領域企業にて、障がい者の就労サポート業務や地域の障がい者雇用に関する促進業務を行う。2021年1月にSHIFTへ入社し、現在は障がい者雇用を推進するグループのグループ長としてマネジメントに従事。

株式会社SHIFT 一條
株式会社SHIFT 一條

株式会社SHIFT 人事本部 人事総務統括部 総務部 ビジネスサポート2グループ所属。
社会福祉士資格を活かし、障がい福祉分野の就労支援領域で支援員や事業所責任者を経験。その後、50人規模のソーシャルベンチャーでひとり人事を担ってきた。2023年3月、SHIFTに入社。グループ会社の障がい者雇用サポートに携わる。

株式会社ホープス 内山
株式会社ホープス 内山

2006年4月入社
新卒でホープスに入社し、7年ほどSEとしてWebシステムの開発から社内にて複数のシステムの導入切替に携わる。その後、総務グループに異動し、給与、労務、経理などバックオフィス業務全般に従事。近年は障がい者雇用、また衛生管理者として労働安全衛生業務にも尽力中。

株式会社ホープス 片山
株式会社ホープス 片山

2008年11月入社
前職では食品小売業にて、水産担当として勤務。その後、ホープスのグループ会社に入社し、システム開発に従事。ホープス転籍後もシステム開発を行い、2020年12月に情報システムグループに異動。復職者、障がい者雇用メンバーのフォローにも携わる。

一條さんのSHIFTでの初仕事は採用サポートプロジェクトのキックオフミーティングへの参加だったそうですね。皆様、その時の印象はどのようなものでしたか?

一條:率直に申しますと、SHIFTに入社しての初仕事ということで、SHIFTにまだ慣れていないなか、ホープスさんの採用サポートとはどうしたらよいのだろうと困惑していました(笑)。ですので、最初は周囲の方々に色々とサポートいただきながら進めていきました。

大泉:キックオフミーティングの時は、SHIFTのビジネスサポートグループ(以下、ビジサポ)のメンバーが5名ほどいて、ホープスさんのメンバーも5~6名いたので、合わせて10数名いましたね。そしてこれは私が悪いんですけど、『今回はこんな想いでやります』ということを熱く語ったのですが、先のことも見えていない状態だったので、シーンとなったのが反省点でした。ただ、『徐々に関係構築をしていけば、良い状態に持っていける』という話をビジサポ内でもしました。スタート時はそのような感じでした。

内山:私はまず、『今回のPJTにこんな多くのメンバーが参加するんだ』ということに驚きました。ホープスでは進め方が分からないということもあり、最低限の人数でキックオフミーティングに参加したら、SHIFTのメンバーが大勢いて、『こんな大勢の方にバックアップしていただけるんだ』と感じ、安心感を覚えました。

片山:私は結構不安もありました。そもそも障がい者採用をやったことがないので、『面接では何を聞けば良いのか?どういう観点で書類選考を行なえば良いのか?』が全く分からないので、『やります』と言ったものの、『できるのかな?』という不安も強かったです。

このプロジェクトは実際にどのような形で進んでいるのでしょうか?また、プロジェクトがはじまって2ヶ月弱で内定承諾者が1名出たことについてはどのように捉えていますか?

大泉:進め方は二つに分けて考えていきました。『採用活動』と、実際に入社したあとの『業務の切り出し』です。ビジサポでは一條さんを中心に、この二つについて、内山さん、片山さんと連携しながら進めてもらいました。ここは非常に重要だと考えており、一條さんが良い形で関係構築をしてくれたなと思っています。

内山:私も、今まで障がい者の方との関わりのある業務経験はあったものの、採用というのは初めてだったので、『どう進めていけば良いか?』を一緒に考える機会を設けていただいたので、非常に良かったと感じています。内定承諾していただいた方に関しては、面接・採用が初めてというなかでもSHIFTさんにフォローいただいてとんとん拍子で進みました。内定承諾者が出て安心しています。

大泉:私も、一條さんから、『内定承諾者が1名出ました』と聞いて、『本当?』と何度も聞き返して、非常に喜びました。最終目的はまだ先の部分にありますが、通過点の一つとして非常に重要な局面ではあったので、内定承諾者が1名出たことは非常に嬉しく思っています。

一條:キックオフMTGの時に不安を抱えながらスタートしたPJTですが、一つの結果が出たことで感慨深いものがあります。これまでの活動の過程で、何度もホープスさんへ訪問させていただいて、『意識の共有・認識のすり合わせ』ができたからこそ、一緒に喜べたのかなと思っています。

今後、どのような方に入社してほしいと思いますか?

内山:まず毎日お仕事していただける方というのは大事なポイントだなと考えています。さまざまな部署から色々なお仕事をお願いすることになります。そのため、初めて挑戦していただくことになるお仕事もあることを想定していますが、『初めてだからできません』ではなく、『初めてでもやってみよう!』というように前向きに取り組んでいただける方に入社していただきたいと思います。ホープスのバリューの一つでもある、『不器用でも誠実に』を大切に取り組んでいただける方に仲間になってほしいです。

片山:在籍出向の形となるため、私たちとはチャットベースでのコミュニケーションの機会が多いと思います。そんな中でも、遠慮せずに積極的にコミュニケーションを取ってくれる人が良いなと思っています。

SHIFTグループの障がい者向け求人の「おすすめポイント」があればお願いします

一條:ビジサポは、社会福祉士・精神保健福祉士などの資格を持つ方や、元特例子会社の社員の方、就労移行支援機関でのマネジメント経験者など、専門性の高い社員が多く在籍しているので、サポートが手厚いと考えています。また、『ざっそう』という、雑談・相談の面談の機会を毎月設けているので、安心して業務に専念できる環境だと思います。

大泉:一條さんが言ってくれた『専門性の高いスタッフがいる』という部分は我々の強みでもありますし、そのノウハウやナレッジを共有するためにグループ会社とも連携していければと思います。2022年8月期のビジサポの定着率は88.1%と非常に高く、数字上でも我々の強みが表れています。今後、ビジサポを長年運営していくなかで培ったノウハウを多くのグループ会社に展開していきたいので、ビジサポの体制も更に強化していきたいと考えています。

内山:ホープスでは、障がい者と関わることなく仕事をしてきた人が多いですが、今後は業務の切り出しのなかで色々な人が関わっていくと思うので、障がい者に対しての理解を深めることの部分をビジサポさんから学べていければよいなと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。

障がい者雇用を通じて創造したい社会価値や、今後の抱負はどのようなものですか?

内山:障がい者雇用を通しての社会貢献というのは、ホープスとしてはこれまであまり考えてこなかったテーマでした。しかし、SHIFTグループの一員として、今後はそういったことも考えていきたいです。世の中には色々な方がいらっしゃいます。それぞれの能力を活かしつつ、ホープスという会社を共に強めていければと考えています。

大泉:ビジサポでは『才能と能力を活かしてみんなが活躍できる社会の実現』をミッションに掲げています。一方で、社会課題として、障がい者雇用の難しさがあると思っています。一般的には、精神障がい者の定着率は49.3%(※1)、勤続年数が3年2ヶ月(※2)と数字上で出ており、世の中の企業はそのような部分に障がい者雇用の難しさを感じているのではないでしょうか。

一條:そうですね。確かに前職でも職場定着の難しさを肌で実感していました。

大泉:その上で、障がい者雇用を通じて、ゆくゆくは会社全体の生産性を高めていくなど、いわゆる『価値の創出』を行なっていければ良いのではないかと考えています。SHIFTでは、現在、色々な部署やグループから業務の依頼をいただくなかで、ビジサポが価値の創出をしていけるグループだという認識が浸透しつつあります。なかには非常に難易度の高い業務の依頼をいただくようにもなりました。また、私たちの方から仕掛けて、仕事を作っていくことが少しずつできつつあります。障がい者雇用で『こんな業務も行えるんだ』『こんな形で価値を創出してくれるんだ』という雰囲気ができると、世界観が変わります。そして、我々のミッションである『才能と能力を活かしてみんなが活躍できる社会の実現』をSHIFTグループとして共に追求していきたいです。それがより豊かな社会を作ることに繋がると考えています。

(※1出典) https://www.nivr.jeed.go.jp/research/report/houkoku/houkoku137.html
(※2出典) https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05390.html


<写真左から、一條・片山・内山・大泉>

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