丹下さんが、☞人事 上岡さんに聞いてみた。(後編)

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みなさん、おつかれさまです!執行役員の菅原です。今回はSHIFTで活躍する「シフトビト」として、人事本部 事業人事部長の上岡 隆さんを推薦します!入社後長らくエンタープライズ領域でマネージャーとして活躍した後、現場メンバーの視点を持った事業人事部長として新たな挑戦に臨んでくれています。後編は、そんな上岡くんが「これから事業人事部長として取り組みたいこと」について熱く語ってくれています。……ぜひご覧ください!


丹下 大

聞く人/丹下 大(たんげ まさる)
2005年株式会社 SHIFT を設立。2010年からソフトウェアテスト事業に舵を切った後は、今日まで爆走。2014年には東証マザーズへの上場を果たすが、その夢は終わらない。

上岡 隆

聞かれる人/上岡 隆(かみおか たかし)
2012年12月入社。新卒でSIerに就職し、5年ほどシステムエンジニアとして勤務。退職後、ひとり世界一周旅行へ繰り出す。帰国後はコーヒーショップでアルバイトをしながら、友人とともに保育園事業で起業。2年間の挑戦の後、SHIFTへ。エンタープライズ領域のグループ長などで活躍後、2018年9月より事業人事部長に就任。

マイスターさん自身も成長できるような環境にしていきたかった

丹下 大

今の話を聞いていると、あんまり苦労していない感じがするんだけど、どうなの?

上岡 隆

いや……(笑)。人がすごく多かったので、お客様とも話をしますけど、メンバー間でのトラブルっていうのも結構ありました。雇用形態としてアルバイトのマイスターさんが多かったので、すぐに辞めてしまうとか。継続年数の長いメンバーを中心に教育できるような体制をつくったり、僕自身もマイスターさんと直接会話したりするようにして、3ヵ月に1回、全員面談とかもしていましたね。

丹下 大

面談しないといけないって、なんで思ったの?

上岡 隆

マイスターさんたちが「アルバイトをしてみよう」という気持ちで入社してくるのは当たり前の話なのですが、僕としてはマイスターさん自身も成長できるような環境にしていきたかったので、そこをちゃんと伝えたかったんです。結果として、そういった行動をとったことによってチームを作れていったんじゃないかなと思っています。

丹下 大

それは本を読んだりしてそうしようと思ったの?それとも、なんとなくそうしようと思って動いた感じ?

上岡 隆

その時点では正直、なんとなくですね。ただ、前職にいたときに一時期、自己啓発系の本もそうですし、マネジメント系の本、ハック系の本とかひたすら読み漁っていた時期があって。それが、考え方や行動の礎となったかなあとは思います。

丹下 大

なるほどね。特に一時期、上岡くんが担当していた案件のみんなってすごく主体的に、楽しそうに仕事をやっていたじゃん。あれはなんでそういう風にできたの?

上岡 隆

結構意識してやっていた部分ではあったんですけど、僕は結構、当時セクション長(※現在で言うところのBU長)の中で言うとマイスターさんや現場のメンバーにとって身近な方だったなと思っていて。あえて上から全部決めてバシバシやっていくという感じではなく、「一緒にやろうよ」という組織運営を心掛けていたんです。だからマイスターさんたちと話をするし、マネージャー陣ともよく会話するように意識していましたし、会話をする際もあまり“上司感”が出ないように話をするようにしていました。もしかしたらこのあたりは菅原さんを見てきて、無意識にそうするようになった部分じゃないのかなとも思うんですが。

丹下 大

え、そうなの?菅原とずっと一緒に仕事してたんだ。

上岡 隆

はい。基本的には僕のレポートラインにはずっと菅原さんがいましたからね。僕から見て菅原さんってすごく人間力が高いというか、言うべきところはしっかり言うけれど、チームビルディングをしようというときには「どうしたらみんなの力が最大限に発揮されるだろう」というところを、ものすごく真剣に考えている人だなって。僕自身その案件を担当しているときは、週に1度1on1のミーティングで話を聞いてもらったりしたんです。

丹下 大

へー、菅原やるじゃん!

しっかりと会社を支える、3本目の柱を作っていきたい

丹下 大

そういうコミュニケーションをちゃんととるマネジメントっていいな、と思ったんだ。なるほどね。じゃあ次は、そんな上岡くんがこれから事業人事部長としてやりたいことについて聞こうかな。

上岡 隆

そうですね、今までずっとデリバリで仕事をしてきて。これから人事として仕事をしていくんですが、ずっとデリバリにいるときから考えていることがあって。人を増やしたいなと思っているんですよね。会社がまだ正社員数100人くらいの時に丹下さんが全員と面談をしてくれたときに、「会社は人口だ。売り上げも人も増やしたい」と言っていたことにすごく共感して。以前起業に挑戦したときは、一緒に起業しようとした友人と2人、結局そこから抜け出せなくて。すごく寂しかったし、新しいものが入ってこないっていうのは閉塞感があって。

丹下 大

ね!そうだよね。2人でやっても世界は変わらないからね。

上岡 隆

はい。そういう経験があったので、やっぱり会社というのは人を増やすことによって、僕ら自身もチャンスをもらえるし、できることも変わっていくものだなって思うんですよね。今まではデリバリ(BU)のグループ長としてやっていたところを、全社的にやっていくと。そういうことをやっていきたいですね。

丹下 大

ちなみになんでいきなり人事になったの?

上岡 隆

もともとデリバリの中でも人に関わることをやっていたのもあって、実は本異動になる半年ほど前に菅原さんとそういう会話をしていたんです。「デリバリ(BU)の気持ちが本当の意味でわかる人事って必要だと思うんだよね」と。人事って会社の中ですごく重要な部門だと思いますし、その一角を自分が担えるのであれば挑戦してみたいと思いました。

丹下 大

なるほどね。他に人事として取り組んでいきたいことってあるの?

上岡 隆

やっぱり今は会社の仕組みが人の増加や会社の成長に追いついていないなと思っていて、創りながら進んでいかなければならないものだとも思っています。今、デリバリ(BU)と営業が最前線で会社を引っ張ってくれている、そこにしっかりと会社を支える3本目の柱として、人事も走り続けていきたいです。

丹下 大

そうだよね。創っていかないとね。じゃあ最後にプライベートの話を聞こうか。

上岡 隆

プライベートはよく海に犬を連れて散歩に行ったり、毎週末走ったり、ジムに行ったり……基本は1人ですね(笑)。

丹下 大

そういうのでストレスを発散していると(笑)。

上岡 隆

ストレスはあんまり感じないんですけどね。精神力を鍛えるというか、世界一周やら起業やらといろいろ挑戦する中で、さらにカラダも鍛えて。自然に強くなっていたらいいなと。

丹下 大

強いね~。じゃあインタビューもそろそろ終わりなので、最後に一言もらえるかな。

上岡 隆

ここで言うのも変な話かもしれませんが、僕自身はすごく会社が楽しいんですね。いま面接で候補者の方にもお話をするんですけど、SHIFTって今すごく成長していて、目標を達成するのもすごく大変だと思うのですが、ある意味やっぱりマラソンみたいなもので、だんだんペースに慣れていくものだと思っていて。走っていると次第とそのペースに慣れていって、いつの間にかもっと速く走れるようになって、気が付いたら会社も集団として前に進んでいるし、自分ももっと速く走れるようになるものだと思うんですね。そういう会社にしていきたいなと思っていて、今いる人もそうですし、これから入社してくる人にも楽しんでもらって、一緒にSHIFTを創っていければと思います。

丹下 大

素晴らしい!良い締めをもらいました。これから一緒にもっと良い会社にしていこうね。引き続きよろしく!

※プロフィールの所属部署名などはインタビュー時点のものです

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