名古屋事業所・モビリティグループの「いま」と「これから」に迫る!

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2021年3月に名古屋事業所で設立されたエンタープライズ産業・流通統轄部 広域ビジネスユニット モビリティグループ。名古屋で着実に成長し、現在50名にまで拡大したこのグループについて、グループ長 木村に聞きました。

記事後半には、執行役員 兼 エンタープライズ産業・流通統轄部長 真岡との対談も!ぜひご覧ください。

【グループ長インタビュー】技術者寄りの案件が増え、右肩上がりに成長中!

Q:モビリティグループはいま、どんなフェーズにありますか?

■ピラミッド構造が確立しつつある段階に
今年3月の設立時から振り返ると、半期をかけて個々の役割が明確になり、G長・アカウントマネージャー・メンバーそれぞれが、ちゃんと自分たちの役割を責任をもって果たしていく構造が定着してきた実感があります。とはいえ、まだまだ発展途上。来期は、さらにしっかり組織組成を進めていきたいですね。

品質保証からスタートし、技術者寄りの案件も増加中
もともとのスタートは品質保証でしたが、新しい技術が業界として求められていることもあり、例えばクラウドサービスのなかでも、ハイブリッドクラウドやクラウドのDevOpsに技術面のサポート役として参画することが増えてきています。品質PMOやそれに連なるテスト部隊などとして参画するケースと五分五分くらいの比率ですね。

伸びしろはまだまだ大きい
案件の規模をみていても、大手のお客様からのお声がけが急激に多くなっていて、右肩上がりで成長できているのは確かです。とはいえ、自動車メーカーおよび周辺企業の市場全体でみると、IT投資額のまだ1割…もしかしたら1%も取れていないのも事実。まだまだ、我々の成長度合いは先があるのかなと思っています。

 

Q:モビリティという分野に携わる魅力は?

まだ生まれていない未来にふれる面白さ
モビリティは自動車だけにとどまらない話ですが、この分野をけん引している自動車産業において、移動手段・生活の効率化など、今後世の中をよくしていくための動きの最前線を知れるのは大きな魅力です。例えば「自動車の自動運転から、どんなデータを組み合わせて、誰に還元していくか」といったデータサイエンスビジネスの発想など、これから形になっていく新しい考え方やシステムにふれられるのは本当に面白いですね。

 

Q:グループ長として、日々意識していることは?

希望をもてるキャリアを描いてほしい
メンバーひとりひとりのいいところを見つけることです。普段から注視しているのは、表情と反応速度ですね。反応速度が遅ければ、困っているだけだと思うので、必ず手を差し伸べます。さらに、プロジェクトを通じて納得のいくキャリアを歩めているか、確かめることも大切にしています。SHIFTは夢をかなえていける場所だと思っているので、本人のやりたいことや好きなことに基づいて、希望に満ちたキャリアを描けるアドバイスを心がけています。

「失敗してもいい」「0か100かで考えない」と伝えていく
グループのメンバーには、「失敗してもいいから、やってごらん」と伝えるようにしています。あとは、0か100かで考えないようにすること。失敗=0点、という考え方では、完璧を求めすぎて、かえって身動きがとれなくなってしまうんです。だから、たとえ失敗しても、結果として経験になったなら自分に50点をあげていい。そう考えられれば、きっと精神的にも強くいられると思います。

 

Q:グループのメンバーと、これから仲間になる方へのメッセージを!

自分たちの成果がグループを築くことを肌で感じてほしい!
モビリティグループへのジョインを考えてくださっている方は、これからさらに拡大していく組織の成長に携われるやりがいを、ぜひ感じにきてほしいです。そして、いまいるメンバーには、自分たちが当事者として、グループを大きくしていっていることを実感してほしいと思っています。ひとりひとりの真摯な頑張りが、売上をつくり、お客様の信頼を生み、新しい案件につながり、新しい仲間も増えていく-それがすべて自分たちの成果であることを、肌で感じてほしいですね。

 

【スペシャル対談】自動車産業のアセット×SHIFTで、日本の産業に大きなインパクトを!

真岡(写真右) プロフィール:執行役員 兼 ビジネストランスフォーメーション事業本部 エンタープライズ産業・流通統轄部 統轄部長。創業時から、いまのSHIFTをつくり上げた1人。統轄部長として、産業・流通・通信・広域・ERP/SAPなど幅広い領域にわたる組織を管理している。


真岡:
名古屋での案件が大きくなってきて、新しいグループをつくる話が出たときから、木村くんは「名古屋の自動車メーカー案件メイン」じゃなくて「モビリティ」っていう広い視点から組織を考えてくれていたね。お客様と話していても、ITの知見はまだまだ蓄積する必要があると思うし、「モビリティ」のなかで僕らが手助けできることも、チャンスも、すごくたくさんあるよね。

木村:はい。モビリティグループも、技術領域の案件が増えていて。業界が変革期を迎えているからこそ、新しい技術を追いかけ、取り入れることが強く求められていると感じます。SHIFTのコンサルティングや技術推進の力も借りながら、挑戦のなかでどんどん成長していきたいですね。

真岡:自動車は日本で1番大きな産業と言えるし、周辺の関連産業もすごく多い。新しいプレイヤーがたくさんこの分野に進出してるけど、なんとか頑張ってほしいよね。

木村:自動車メーカーはいままさに、真価を問われていますよね。とはいえ、超大手メーカー以外は、変わりたくてもそこに投資するお金や体力が不足しがちな時代だとも思います。

真岡:2035年にはガソリン車の新車販売をゼロにする話もあるし、危機感はありそうだよね。現場はどんな雰囲気なの?

木村:まだ意識を変えられていない部分はありますね。上層部からの要望に応えるため、手探りで試行錯誤している印象です。そのなかで、SHIFTはまず期待を寄せられているマイグレーションやテストの領域から入っていって、徐々にサービスの企画段階にも携わっていきたいと思っています。SHIFTはさまざまな業界を経験してきているからこそ、自動車だけでも、自動車となにかをかけ合わせてもサービスを考えられますし。

真岡:そうだね。SHIFTが大手のお客様にも声をかけられるのは、やっぱり「すぐやる」スピード感があるから。そこは着実にやりながら、お客様に「このままじゃだめだ、もっと自由な発想が必要だ」って思ってもらえるようなマインドチェンジもしていきたいよね。日本の重要産業として発展してきたんだから、脈々と培ってきた素晴らしいアセットがあるはずでしょ。そのアセットに、SHIFTの勢いとか考え方、やりたいことをうまくかけ合わせると、日本の産業自体にも大きなインパクトを与えられるんじゃないかな。そういう可能性を追い求めていきたいよね。

※記事内容は取材(2021年7月2日実施)時点のものです

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