外資系ホテルのバーテンダーからITエンジニアへ!未経験から入社し成長できた理由とは?

  • facebook
  • twitter
  • hatena bookmark

IT未経験者(第2新卒)をぞくぞく採用するSHIFT。
まったくの異業種からエンジニアへと転身した彼らは、実際どのような成長を遂げているのか?
いまの活躍の背景にある、想いや経験に迫ります!

浅利
浅利

株式会社SHIFT サービス&テクノロジー本部 品質サービス統括部 産業流通・通信サービス部 流通サービス2グループ
語学系の専門学校を卒業後、外資系ホテルのバーテンダーとして働き始める。2019年7月にSHIFTに契約社員として入社、前職で培ったコミュニケーション能力を活かすことで、お客様の心を掴み案件の拡大に寄与。2020年9月に正社員に登用され、現在は基幹システムの再構築プロジェクトにてPMOとして従事。人と会話することが好きで、たくさんの人と関わることが仕事をする上での楽しみ。

平澤
平澤(聞き手)

株式会社SHIFT 人事本部 人材戦略統括部 採用開発室所属。
前職も人事として新卒採用に従事し、年間採用500名規模でのリクルーター業務、採用設計、戦略戦術の立案から実行まで広く携わる。2021年6月にSHIFTに入社後、ネットサービス部のHRBPとして中途採用を経験、22年3月より採用開発室に異動し、全社横断での採用活動に日々奮闘中。

「長く働きたい」という気持ちが背中を押し、
外資系ホテルのバーテンダーから、未経験でIT業界へ。

平澤:外資系ホテルのバーテンダーから、未経験でIT業界へ。非常に興味深いです!

浅利:なかなかいないと思いますし、レアだと思います!(笑)

平澤:ちなみに、ファーストキャリアとして外資系ホテルのバーテンダーを選択した理由はなんでしょう?

浅利:気になりますよね、少し専門学校時代に話が遡っても大丈夫ですか?

平澤:お願いします!

浅利:進路を決めるきっかけになったのは、姉の存在です。当時、姉はエアライン業界を目指していて、その姿をとても尊敬していたんです。姉に対しては憧れとともに、密かなライバル心をもっていたことを覚えています。私も人と話すのが好きで、接客の仕事は自分に向いていると思っていたので、エアラインも含めたサービス業への就職率が高い専門学校に進学を決めました。

平澤:なるほど!

浅利:専門学校時代は新卒で入社したホテルとは違う外資系のホテルでインターンを経験し、在学中はそのホテルでアルバイトもしていました。

平澤:お姉さんと同じ、エアラインの道には進まなかったんですね!

浅利:そうですね。就職活動の際には、エアライン業界も選択肢の一つにはしていたのですが。

平澤:インターン先のホテルで、そのまま就職するような誘いもあったのではないですか?

浅利:はい、実際そういった声もいただきました。でも、また1から仕事を学びたかったですし、もっと外国の方にもサービスを提供したい!という気持ちが勝り、海外でも認知度の高い別の外資系ホテルに就職しました。

平澤:もしかして、お姉さんに対するライバル心がそうさせたんですか…?(笑)

浅利:その時はもうなかったですよ(笑)!言うなれば、好奇心が背中を押してくれましたね。

平澤:では、改めてにはなりますが、外資系ホテルのバーテンダーから、最初に転職を考えはじめたきっかけは何でしたか?

浅利:バーテンダーという職業が、体力的に厳しいことは理解していました。でも実際に働いてみると、この立ち仕事のオペレーションを今後ずっと続けていくのは難しいと思ったのがきっかけですね。結婚してからも、長く働きたいと思っていましたし。

平澤:残業なども多かったんでしょうか?

浅利:こちらもサービス業なので、ある程度覚悟はしていたのですが、結構多かったですね。現実を思い知った時期だったかなと思います。

平澤:実際、働いてみないと分からないこともありますよね。では、IT業界はどのようなきっかけで視野に?

浅利:IT業界はもの凄く伸びていて、成長できそうなイメージがあったので、視野に入れましたね。長く働くためにも、労働環境はもちろん、手に職をつけたかったので、IT業界でエンジニアになるという結論にたどり着きました。

平澤:IT業界で働くご友人などがいらっしゃったのですか?

浅利:いえ、いなかったです(笑)!自分で調べていくうちに、気づけば転職エージェントには「IT業界で!」と相談していました。

平澤:好奇心で突き抜けていて、素晴らしいですね!ちなみにほかの業界や職種はみていましたか?

浅利:実はもう一つ、秘書の仕事に興味がありました。こちらは前職での経験が活きそうでしたが、即戦力が求められ、実務経験なく転職するのはむずかしくて。そこからはもう、IT業界一直線でした。

平澤:ホテルでの対応力は秘書の仕事とも通じる部分が多そうですが…。IT業界のなかでも、どんな企業に興味をもたれました?

浅利:保守的ではなく、革新的で元気のある会社がいいなと思っていました。外資系だったこともあって、勢いがあって、意思決定のスピードが早いなど、そういった風土の企業が自分に合っているなと感じていました。あと、SHIFTは品質という切り口からビジネスを展開していて、業界の中でも新しいチャレンジャーだったので、自分の感性が「SHIFTでしょ!ここで仲間と一緒にチャレンジしなさい!」と言ってましたね(笑)。

平澤:そういう価値観の方に入社していただけるのは、人事としても嬉しいです!とはいえ、初めての転職に不安はありませんでしたか?

浅利:そうですね。不安でいっぱいでした…という答えが良かったのかもしれないのですが(笑)、オフィスで働くことや土日休みが楽しみな気持ちの方が強かったです。良い意味で楽観的でしたね(笑)。

平澤:浅利さんらしいエピソードですね!仕事をしていく上で、優先したいことや、自分らしさはどんなところですか?

浅利:好奇心を大事にして、自分がやりたい!と思ったことはすぐに挑戦することです。未知の領域であっても、新しいことにはどんどんトライしたいと思っています。

平澤:感性を信じてIT業界に飛び込んだんですね!次は、SHIFT入社後の日々や想いに迫りたいと思います!

圧倒的スピードで成長!
最大の武器であるコミュニケーション力を最後まで信じることが出来た理由は・・・

平澤:SHIFTに入社した直後、感じたギャップはありますか?

浅利:入社後に受けた研修で、改めて未知のIT業界に飛び込んだことに気づかされました。IT用語もそうですが、ExcelやTeamsなどは前職で扱うことも無かったので、ついていくのがやっとでしたね…(汗)。ただ、コミュニケーション力には自信があったので、同期入社のメンバーと協力して、そしてたくさんのメンバーに助けられながら、なんとか研修を完走できました。

平澤:自分の強みを活かして研修を乗り越えたのですね!研修後は、特に苦労はなかったのでしょうか?

浅利:いや、それはもう大変でしたよ(笑)!ITエンジニアは黙々とPCに向かうイメージだったのですが、コミュニケーションの量に驚かされました。私にとっては嬉しい誤算なのですが、とはいえ、飛び交う言葉がなかなか理解できなくて…。当時は体当たりで、分からない言葉を片っ端から調べていましたね。

平澤:研修を乗り越えて安心したのも束の間、また新しい苦労が…!

浅利:そうなんです(笑)。先輩の報告内容は一言一句聞き逃さず聞いて、言葉の意味や言い回しを、スポンジのように何でも吸収して学んでいました。

平澤:そこから徐々に成長していかれると思うのですが、その後の日々について教えて下さい!

浅利:テスト実行とテスト仕様書の設計を兼務するようになったのですが、慣れない設計に戸惑い、本来は得意なはずのお客様との関係性構築に苦戦してしまったんです。「自分がしっかりしないと、SHIFTに価値を感じてもらえないのでは」と、悶々としていましたね。それでも、お客様から逃げずに向き合うことは徹底。分からないことは分からないなりに素直に聞いて、そこで得た気づきを提案に活用したり、雑談からSHIFTへの期待値を聞き出したりしながら、少しずつ関係を築いていきました。

平澤:すごいですね!

浅利:そうやって向き合ったことが、お客様から「SHIFTの参画メンバーを増員したい」とお言葉をいただき、プロジェクトの拡大に貢献できました。また、雇用形態も契約社員から正社員に登用となり、入社時からの目標が叶って凄く嬉しかったです!正社員登用を目指してはやる気持ちを抑えて、地道に努力した甲斐がありました。

平澤:本当におめでとうございます!!いろいろ大変だったと思うのですが、どうしてそこまで向き合えたのでしょうか?

浅利:当時の上司には、本当に助けられました。週2回、フィードバックのお時間をいただき、不安な気持ちをいつも前向きに切り替えていただきました。そのたびに、自分の強みを信じて、できることを積み重ねようと思えたことが、大きな力になりましたね

平澤:浅利さんの頑張りを上司の方は見ていて、ずっと支えてくれていたのですね。入社して3年がたちますが、SHIFTに入社してからの最も大きな変化について教えて下さい!

浅利:変化はたくさんあるのですが、「論理的に物事を考える」ようになったことが1番です。前職で磨いた「気持ちを汲み取る観察力」や「より良いホスピタリティの提案」といった強みと、SHIFTに入社して培った論理的思考力を組み合わせることで、他の誰でもない、私ならではの提案としてお客様に価値提供できていることを実感しています。

平澤:前職で身につけた力も、存分に活かされているのですね!次は、そんな浅利さんの未来に迫りたいと思います!

PMOという新しいチャレンジ!
周囲に支えられたこれまで、今度は自分が支える番に

平澤:浅利さんが考える、次の1年で、自身が期待されていること、成し遂げたいことについて教えて下さい!

浅利:以前から希望していたPMOという役割にチャレンジしているので、まずは今のプロジェクトをリリースに導きたいです!具体的には、流通業のお客様で基幹システムの再構築プロジェクトにおけるPMOとして、PMの方、ベンダーの方、チームメンバーとコミュニケーションを取りながら、プロジェクトの課題の抽出、施策の優先順位付けなど新しいチャレンジに奮闘中です。

平澤:先ほどお話にあった上司の方も、浅利さんの成長を喜ばしく思っているでしょうね!では、浅利さんにとっての、SHIFTの魅力を教えて下さい!

浅利:たくさんあるのですが、成長意欲があって、頑張る人にチャンスを与えてくれる環境や上司の方がいること、そして、それに応えることで報酬としてしっかり還元されることは特に素晴らしいと感じています。入社してから、さまざまなターニングポイントはあったのですが、本当に人との繋がりに助けられているので、SHIFTは「働く人」がなによりの魅力だと思います!

平澤:浅利さんには、ロールモデルとなる先輩や上司の方がたくさんいそうですね!

浅利:そうですね!素敵な人が本当に多いです。プライベートと仕事を両立している先輩方を見て、自分もこうなりたい、もっと近づきたいと思えますし、お子様がいらっしゃるママさんの活躍も身近に感じていて、本当に周囲の方に恵まれています。

平澤:今度は、浅利さんがロールモデルになる番ですね!

浅利:そうですね。上司や先輩、チームメンバーや同僚、信頼していただいているお客様に、助けられていまがありますし、自分も誰かの支えになれるような、成長をつくれるような存在になりたいと思います!

平澤:次回は浅利さんに支えられて成長したメンバーをインタビューしたいです(笑)!最後に、あまり悩んでいなかったと思いますが、転職前の自分にアドバイスが出来るとしたら何を伝えますか?

浅利:「どんな経験も必ず何かに役立つから、挑戦を諦めないでください。やってみたいと思う時にすぐ行動する!好奇心を信じよう!」です。

平澤:浅利さん、ありがとうございました。新しいチャレンジ、心から応援しています!浅利さんと同じような想いをお持ちの方はSHIFTへのチャレンジをお待ちしております!

この記事をかいた人はこちら