「浜松」で育む、モビリティ事業の新たな価値と地域との絆

2025年6月、SHIFTが新たに開設した浜松オフィス。その拠点で重要な役割を担うのが、モビリティカンパニーをご支援するモビリティ事業部です。なぜ浜松に拠点を構えたのか?オフィス開設の背景や中期成長戦略「SHIFT3000」への影響、これから叶えたいことについて、モビリティ事業部 部長の白木に聞きました。

ものづくりのまちに根づき、お客様のニーズを叶える

自動車や二輪車、建機・農機といった移動体を生産しているモビリティカンパニー、それがモビリティ事業部のお客様です。近年、ネットワークとつながり、新しい付加価値を提供するサービスが出てきました。自動運転のような先進安全機能をはじめ、付加されるさまざまな機能を安心安全に利用できるよう、アプリケーションの品質に貢献し、お客様の事業成長をご支援しています。

浜松にある企業はモビリティカンパニーをはじめとしたものづくりのお客様が中心であり、フェイス・トゥ・フェイスを大切にした仕事の進め方を望まれていました。このご要望にしっかりとお応えし、お客様に対してよりきめ細やかなサポートを行いたい。これまで以上に柔軟な対応を実現することこそが、浜松オフィスを開設した一番の理由です。また、浜松で働くSHIFTのエンジニアが腰を据えてお客様への提案を検討し、ときには各拠点と密に連携して、より付加価値の高いサービスをお客様に提供したいという強い想いも、浜松オフィス開設を後押ししました。浜松は、「ものづくり」の街として非常に歴史が長い地域です。日本の「ものづくり」をけん引した鈴木道雄さんや本田宗一郎さんも浜松エリア出身ですし、現在もなお日本の「ものづくり」をリードする企業が浜松にはたくさんあります。ものづくりに関わる企業として、浜松に拠点をおくことは大きな意味をもつのではないでしょうか。

浜松のお客様は、自社の利益拡大だけでなく、街が大きく、より豊かになっていくことを重視されてきました。SHIFTがオフィスを立ち上げてより多くのエンジニアが活躍できるようにすることで、街の振興にも大きく貢献していきたいと思っています。また、お客様からは「地域振興プログラムに一緒に参加してほしい」というお言葉もいただきました。地域の教育機関と連携をしたり、お祭りやイベントに参加したりと、積極的に浜松を盛り上げていくつもりです。

 

「やらまいか」精神で、浜松の企業、街にさらなる貢献を

浜松にある「やらまいか」文化。「やらまいか」とは、「とにかくやってみよう」というもの。問題・課題に直面したときに、関係者がいったん自分の手を止めてどうやって解決するか協議し、それぞれがやるべきことをやることで組織としての突破力・解決力を高めていくもの、私は「やらまいか」をそう認識しています。浜松がこれまで発展してきたのも、「やらまいか」文化が大きく寄与しているのではないでしょうか。この文化が刻み込まれている浜松のエンジニアを、今後、たくさん採用していく予定です。地域をよく知る仲間に加わっていただき、SHIFTの浜松オフィスにも「やらまいか」文化を浸透させて、モビリティ事業部の突破力や解決力をさらに高めていきたいと考えています。

浜松のモビリティカンパニーのお客様は、グローバルに展開をしている企業です。「やらまいか」の精神で、日本の品質を海外でも提供できるようお手伝いをしたいきたいと思っています。SHIFTが日本と海外の架け橋になった先にこそ、スケールの大きな成長が待っており、中期成長戦略である「SHIFT3000」達成への力にもなるはずです。また、いまは営業活動を中心としたオフィスのみですが、エンジニアの活躍の場をさらに増やし、お客様にもっと高品質なサービスを提供するためにも、数年後にはテストセンターを浜松に開設したいと、私のなかでは思い描いています。大きな夢や目標はありますが、まずはSHIFTの浜松オフィスを地域の方々、企業のみなさんに知っていただかなくてはいけません。そのためにも、お客様のご要望に応えることはもちろん、地域にも貢献し、さらなる信頼を築くべく全力を尽くしていきます。