こうだったらいいな、がすべてある。国内大手SIerと外資系を経て、営業職の私がたどり着いた場所

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日本を代表する大手SIerに新卒で入社。営業として競合からのリプレイス案件を受注し、MVPを受賞するほどの成果をだした。

今回の記事の主人公、T.T.さんは順調なキャリアをスタートさせながら、外資系のデジタルマーケティング企業へ飛び出した……

いま、SHIFTで流通SCM営業グループ長を務めている彼のこれまでを振り返りながら、SHIFTで働く魅力に迫る。

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グループ長 T.T.さん 営業統括本部 営業本部 営業部 流通SCM営業グループ

大手SIerにて官公庁・自治体向けのソリューション提案に従事したあと、外資系ベンダーに転職。小売業・サービス業や人材系の企業向けに、マーケティングツールを拡販する新規営業として活動。その後、2018年にSHIFTに入社。金融機関担当を経て、現在は流通業界の営業グループ長を務める。

求めたのは成果が正当に評価されつつも、それだけではない組織

T.T.さん:新卒で入社したのは日系の大手SIerです。競合が強い県下で、そのポジションを切り崩していくことを営業として担っていました。行政のリプレイス案件を数年がかりで受注し、金額も大きかったので社内でも大きく取り上げられてMVPを受賞。

大きな達成感を得たのですが、所属拠点で一番若手のメンバーであることから雑務も回ってくる毎日で。一回り以上も年上の上司が、私の目からは「何もしていないのに、自分の何倍も給与をもらっている」と見えたんです。

納得がいかなかった私は、年功序列の日系ではなく外資系へと考え、特に当時流行りだしていたデジタルマーケティング領域の企業へ転職しました。でもそこで鼻を折られましたね。

転職先の企業は業界でも知名度が低く、自分の実力だけで開拓が必要でしたが芽が出ず…… 大手SIerという会社の看板があったから営業として入りこめていたんだと気づきました。

追い打ちをかけたのは、担当するお客様の変更があった際、私に引き継がれた大型案件の「はじめまして」の場で解約をいい渡されたこと。

それまでの関係性にまったく関与していないにも関わらず、私が責任を負うしかなくて。本国のヘッドクオーターに掛け合うことはできないとも上司にいわれてしまったんです。

こうした2社での経験を経て、次の転職先は「成果は年次に関わらず評価してくれる」、しかし「数字だけをみてドライに人を切らないで、仕事への向き合い方やプロセスも見てくれる」という、いいとこどりができないかと考えていました。

そんな折、大手SIerで同期だった、現在はSHIFTで働く人物に声をかけられたんです。

彼は若くしてグループ長を務め、SHIFT社内で非常に評価されていて。この「同世代の人間がきちんと評価されている」という点が私には魅力的に映りました。

その彼が当時の営業部長に私を推薦してくれたのですが、面接の最後に、「いつくる?」と(笑)。その意思決定のスピードにも、「あいつが推薦するなら大丈夫でしょう」という部下への信頼の高さにも目を見張りましたね。

不満は「完全に」解消された。エンジニアが伴走してくれるからこその安心感も

T.T.さん:入社してみて、私がかつてもっていた評価面での不満は完全に解消されました。営業ですから数字が一つの絶対的な指標ではあるものの、プロセスも見てくれています。

私の場合、まずは金融業界のお客様を担当しつつ、途中から流通も掛け持ち。そうして入社して3年後から現在はグループ長を担うようになりました。

評価という切り口以外でも、SHIFTで働く魅力は多いですよ。

昇進のスピードもそうですが、日々の業務におけるスピード感もSHIFTはベンチャー並みですね。例えば見積もりを出すのに大手SIerだと、稟議ステップが多く何週間もかかるのですが、SHIFTの場合は即日または翌日には承認されます。

提案もお客様へのヒアリングから基本は2週間で、早ければ1週間ですね。背景にあるのはSHIFTグループとして完結できることが多く、かついくつかの基本ルールさえ守られていればグループ長以下の現場に判断の権限が委譲されていることでしょう。

となると私のようなグループ長の責任も大きい一方で、営業はデリバリー部門のエンジニアとしっかり連携をとり、提案内容に彼らのお墨付きがあるためその点は非常に安心感が強いんです。

大手だと特に新規のお客様への提案についてはエンジニアが保守的だったり、そもそも「販売推進部」のような部署をやりとりするだけで、受注確度が高くないとエンジニアと会話さえできないようになっています。SHIFTでは垣根なく声をかけられますし、エンジニアはみな前向きで、一緒に提案にも同席するなど伴走してくれますね。

お客様への提案の幅広さが、高速アップデートされていく仕組み

T.T.さん:現在は年間50億円近い予算目標を5人で追いかける日々です。

金融業界ではシステムの品質保証にお金を投じることについてお客様理解が根づいています。しかし流通業界では、品質向上が事業利益に直結するのか疑問をもたれるお客様がまだまだ多く、費用対効果に影響があるのかシビアに判断されるシーンが多いのです。

そういったときは品質保証に力を入れるメリットや、それをSHIFTがやることの価値、質の高さをしっかりお伝えしています。

でもSHIFTの強さは、品質保証だけではありません。

「どんな課題に対しても、提案ができる」

SIerのように製品に縛られることがないため、お客様の悩みにとことん向き合い、解決の糸口となる提案ができるんです。どんなに難易度の高い内容でも、他部署に相談をして何かしらの提案を形にします。

デリバリー部門が多いときで週に2回、営業向けに勉強会を開催してくれて「SHIFTとしてこんなことができるようになった」ということも共有してくれます。

それに参加したりアーカイブを確認することで、営業としてもお客様への提案が日々アップデートされていく。ONE SHIFTと社内ではよくいいますが、部署の垣根を越えてお客様の課題と向き合う風土が根づいていますね。

そういったスタンスや実際のデリバリーでの成果も評価いただいていて、お付き合いのあったお客様が次の転職先でもSHIFTに声をかけてくださることもあるんですよ。本当に嬉しくて、営業冥利につきます。

一芸をもたない、バランサーの私。上司としての部下との向き合い方

T.T.さん:私はグループ長を務めていますが、もともと「人に負けないなにか」をもっていたわけではありません。むしろバランスよく、業界問わず、また新規・既存に関わらず対応ができ、ホームランはないけど大失敗もない、というタイプ。

前向きにとらえれば「安定感」が評価されたのかもしれません。

自分の部下に対して意識していることは、その人ができること・目標に対して足りない点を明確につたえること。SHIFTに入社しているということは、根拠なく給与があがることを望んでいないはずですから。

私自身、過去も現在も、何もやってない人が年次や立場だけで高い給料をもらっているのは許せない。自分がそうならないようにしっかりパフォーマンスを発揮しつづけたいと思っています。

また部下に対する精神的安全性も意識していますね。「一人でやりきれ、できなければ自分の責任だ」ではなく、できないことはサポートしますし、ミスをしたら二人でやっちゃったな、と。そんな上司でありたいですね。

今後は、流通業界で日本を代表する企業群との取り引きを目指して、開拓活動を強化します。営業シーンにおける交渉ができるだけでなく、プロジェクトの全体マネジメントまでできるようになるのが個人的な目標。

SHIFTでは事業領域が拡大中で、順調に成長しています。仲間となる人材を必然的に求めており、成果をだせば昇進できるチャンスには事欠かないと思っています。管理職のポジションを目指そう!、、そんな野心ある方にもぜひ応募いただければと思います。

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